自動車の警笛(クラクション)、1種類しかないのが不思議。

2010年7月26日

自動車を運転していて不思議に思うのが、警笛(クラクション)が1種類しかないこと。

法律によって音の種類や大きさが決められているそうです。

それにしても、どうして、あんなふうに大きな音だけしか鳴らしてはいけないことになっているのでしょうか。

まったく不可解です。

もちろん、危険な状況で相手車両や歩行者に確実に伝わるために、大きな警笛(ホーン)は、たしかに必要なものだと思います。

しかし、道を譲ってもらったときの「ありがとう」の合図や、エンジン音が小さいため車が近付いていることに気づかない歩行者のために、印象がいいソフトな音が出るような警笛もあってもいいのではないでしょうか。

相手に確実に届く大きな音と、優しくソフトな音など、いくつかの種類を使い分けることができれば、非常に便利だと思うわけです。

車の警笛は各1種類だけで、しかも、やたらと大きな音が出てしまうために、軽い意味で使った場合でも、鳴らされた見知らぬ相手が変な誤解をしたり不快感を抱いたり、トラブルの原因にもなったりするわけですしね。

ちなみに、現在の法律では、危険を知らせる場合や警笛区間以外での使用が禁じられているので、以下のような警笛の使用が、すべて違法行為になってしまいます。(2万円以下の罰金又は科料)

  • 道を譲ってくれた人などに『ありがとう』の合図をするための「サンキューホーン」
  • 青信号で前の車に発進を促すための警笛
  • あまりにも遅く走っている前の車に、「もっと速く走って」または「道を譲って」とお願いするための警笛
  • 迎えに行った相手が気づかないので「こっちだよ」と合図するための警笛
  • 急に割り込みをされたので、「なぜ、あんな危険な運転したんだ!」と、後から叱りつけるための警笛
  • 違法駐車のため長時間待たされたので、戻ってきた相手に抗議のために鳴らす警笛

こう考えると、ほんとうは3種類の警笛が欲しいところですね。

  1. 危険を知らせるための警笛
  2. 信号が変わったことに気づかない前の車両に「青になりましたよ」と知らせたり、広がって歩いている歩行者に「車が通ります。ちょっと道をあけてください」と知らせたりするためのソフトな警笛
  3. 「ありがとう」の意思を伝えるための心地よいサウンド

特に3つ目、最初から車に搭載されていてほしいです。

『ありがとう』の意味で非常点滅表示灯をつける「サンキューハザード」は違法ではないらしいですが、後ろの車にしか意思が伝えられないのが残念。(しかも、誤解を招きやすいということで、この使用法に異議を唱える人もいますね)

前後左右、どこの相手にも『ありがとう』の意思表示ができる「サンキュー・サウンド」。

法的な導入を、ぜひ検討してほしいと思います。

絶え間なく鳴り響くうるさい警笛から解放されるだけでも、渋谷など車通りの激しい駅前が、もっともっと静かな場所になるはずです。

そして、道ゆく街の人々の心も、もっともっと穏やかになるのではないでしょうか。


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  1. 通りすがり
    2011年8月3日 13:50

    感謝の気持ちをしめすサンキューホーンを認めると、
    道をゆずったりしたのに、サンキューホーンを鳴らさなかったという、負の怒りがうまれるんではないでしょうか?
    サンキューホーンを鳴らさないといけないという強制力が生まれる。
    道行く人は穏やかになるどころか、さらにぴりぴりするように思われます。

    また
    警笛の種類を間違えたことによるトラブルが起こり喧嘩が増える。
    警笛の種類が多いため操作が煩雑になり、そのために事故が増加。
    サンキューホーンを鳴らさなくてはいけないことにより車道は騒音に満たされ、騒音公害が生まれる。
    などかなりマイナス部分がおおいのでは?

    • waylife
      2011年8月3日 14:06

      たいへん参考になるご意見、ありがとうございます!

      なるほど、、、「サンキュー」という意思表示が可能になると、今度は、お礼を鳴らすことが当然のマナーのようになってしまう可能性もあるわけですね。。。また、やたらと「サンキュー」が鳴ってしまうと、確かにそれはそれで迷惑な騒音になるかもしれませんね(笑)。

      でも、それでもやっぱり個人的には、何か、今のうるさい警笛に代わる、もっともっと静かな音声があればなあ、と思うんです。

      たとえば電気自動車やハイブリッドカーのような静かな車が主流になった場合に、気付かないで前を歩いている歩行者に気軽に警告を出せたりもするので、便利だと思うのですが・・・

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